ロッカージェスチャこそ必要…?

kuruma氏のhttp://kuruman.org/diary/2007/06/03/needed-rocker-gesture 経由。

私はトラックポイントを使いはじめた今でこそ「ロッカージェスチャ無いとやってらんねー」派であるが、マウスを使っていた頃はFlipBack機能を積極的に使ってはいなかった。

マウス派の頃は5ボタンマウスを使っていて、shiftとctrlを4,5ボタンに割り当てていた。その為、それを利用してshift+ホイール上下で戻る進むをやっていた。上下という動きが戻ると進むに感覚的に直結しやすかったというのが理由だ。(ちなみにもっと前は4,5ボタンに戻ると進むを割りあてていた。ある日それがものすごくもったいないことに気付いてやめたのだ)

その後トラックポイントに移行したとき、ホイールが無くなってしまったので仕方無くFlipBackを使うようになった。始めの動機こそ後ろ向きなものであったが、今では5ボタンマウスを使う機会があってもFlipBackで戻るようになった。なんせカーソルすら動かす必要がない。カロリーオフにもほどがある。と言うか、そんなん意識しなくても指が勝手に動くからだ。故にこれが無いと死んでしまう。たまにIEとかfirefoxで戻ろうとすると右クリックメニューが出てしまい、いつもなんだか悲しい気分になる。

まあこんな私の経験から言って、他の方法で満足している間は別の操作を習得しようとは思わないということだ。人間どうしても必要ってことにならないと動くことはないだろう。

言うなればローマ字入力を既に習得している人間はかな入力を習得しようとは思わないというのと同じなんだろう。いくらそっちのほうが慣れると早いと勧めようがまず乗り変えない。

いくらskkimeは素晴しい(というかskkime配布サーバー、ずっと落ちてんだけど…)と俺が言ってもふつうはatokで落ちつくだろう。などなど、わりと例はいくらでもある気がする。

それはともかく、「Q16. マウスジェスチャに求めるものは?」で、「動作の軽さ」と「設定のしやすさ」に投票したヤツはOpera使えよバカと思った。