Opera in Gentoo

普通に

sudo emerge -av opera

とかなんとかすればいいハズなのだが…

日本語入力が出来ない?

shared_qt版だとuimscimが動いてくれない。static-qt版を入れる為、/etc/portage/package.useに一行追加する。

/etc/portage/package.use
www-client/opera qt-static

フォント描写が崩れる

現在こんな状況になっている。
http://www.yaske.com/file/opera_fonts.jpg
まだ完全な傾向は掴めていないが「太字」かつ「フォントが指定されている箇所」で重なるような表示になるようだ。…っていうか普通のディストリでは起きないの?これ。

実は入れた当初はもっと酷かった。多少なりとも改善したきっかけはフォント設定だった。

emerge mplus-fonts

はしていたのだが、うっかり/etc/X11/xorg.confにフォントパスを追加するのを忘れていた。*1

/etc/X11/xorg.confのテキトーな部分に追加
FontPath "/usr/share/fonts/mplus/"

これをやると多少改善された。

ここからすると、原因はFontが足りていないってとこなんじゃないかとか思う。一般的なディストリならテキトーな日本語フォントは勝手に入れてくれるけど、Gentooはそこまで世話してくれないので。さざなみやら東風やらsony-miscやらですら勝手には入らなかったハズ。さて、なにが足りないんだろう(笑

Weeklyを使いたい

実はebuildは存在していて、profileでmaskされているだけ。だからこれを解除してやれば普通にemergeが面倒を見てくれるようになる。まずはoperaパッケージはtestingを使うように設定する。*2

/etc/portage/package.keywords
www-client/opera ~amd64

上記はamd64環境で構築してしてある私の場合。一般的には~amd64の部分は~x86になるだろう。この段階でemergeする候補にはopera-9.21-r1*3が上がるようになる。

そして次はprofileのmaskを外す設定。

/etc/portage/package.unmask
>=www-client/opera-9.22

package.unmaskに書く内容は/usr/portage/profiles/package.mask内に書いてある内容をそのまま書かなければならない。というわけで以下のコマンドをrootで実行したほうがラクかもしれない。

echo `grep www-client/opera /usr/portage/profiles/package.mask` >> /etc/portage/package.unmask

このあとでemerge -av operaしてやれば目出たくwww-client/opera-9.22.652*4が候補に出る。

*1:ebuildを見ると、ダウンロードしたあと内部でinstall_mplus_fontsを実行しているだけなので、別途FontPathの追加作業が必要になる。http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-bitmap-fonts/download/index.html#install も参照

*2:このへんの設定がdebianより圧倒的にラクなせいで、もう戻れない

*3:7/14時点

*4:7/14時点