ATOK presents 全国一斉!日本語テスト

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79点。50点以下を覚悟していたので私的にはほっとしたが世間的にはギリギリか。
あ、しかしwireselfさんより2点上だ。
っていうか3択とかだからこの点であって記述式(つまり普段の利用)だときっと死ねる…

1,6,11,12,27,29が×
手紙関連が全問正解なのは確実に偶然です。

以下まちがいメモ

「一世一代」の正しい読み方は、どっちでしょう。
(1) いっせいちだいの名演技
(2) いっせいいちだいの名演技
「一世を風靡(ふうび)する」「一世一元」などでは、「一世」は「いっせい」ですが、「一世一代」の場合は、「一世一度(いっせいちど)」から出た語といわれ、「いっせいちだい」が正解になります。

いっせいいちだいって言いたいやんか!!

「げきを飛ばす」の正しい書き方は、どれでしょう。
(1) 撃を飛ばす。
(2) 激を飛ばす。
(3) 檄を飛ばす。
「檄」は、古代中国で役所が説諭などを書いて発行した文書のことで、「檄を飛ばす」は、自分の主張などを強く訴え、人々に決起をうながす意。俗に、激励する意でも使いますが、これを誤りとする立場もあります。
「激を飛ばす」「撃を飛ばす」と書くのは誤り。

これはまったく知りませんでした…

地震」を現代かなづかいで書きました。正しいのはどっちでしょう。
(1) じしん
(2) ぢしん
「地球(ちきゅう)」「土地(とち)」に見るように、「地」は「ち」と読むから、「地震」の場合も「ぢしん」が正解だろうと考える人があるかもしれませんが、実は、それは誤りです。
常用漢字表によると、「地」には、「ち」と「じ」の二つの音(おん)があって、「じ」と濁っていう場合は、「ぢ」ではなく、「じ」のほうを使って、「じ」と書く、というのが現代かなづかいの決まりです。

いつも「じしん」と書いてるくせにこういうときだけ「ぢしん」を選んでしまう心理。

二百十日」を現代かなづかいで書きました。正しいのはどっちでしょう。
(1) にひゃくとうか
(2) にひゃくとおか
「十」を「トー」と読む場合の、正しいかなづかいは「とお」。
「十」は、歴史的かなづかいでは「とを」と書きますが、現代かなづかいでは、「を」は、助詞の「を」を除き、すべて「お」と書く決まりになっています。そこで、「とお」と書くことになるのです。歴史的かなづかいで「をとこ(男)」と書いたものが、現代かなづかいでは「おとこ」となるのと同じ理由ですが、「トー」と発音する語は「とう」と書くことがおおいために、つい「とう」と書きがちです。

このあたりが日本語は難しいと思う。いやでもこのへんは英語のがもっと難しいか。

次の文のうち、正しいのはどれですか。
(1) 愛想もくそも尽き果てる。
(2) 愛想もみそも尽き果てる。
(3) 愛想もこそも尽き果てる。
「愛想もこそも尽き果てる」は、「愛想が尽きる」を強めていう言い方。
「こそ」は語調をととのえるために加えたもので、特別の意味があるわけではありません。
有名な小説家で、「愛想もくそも尽き果てる」と書き続けた人もいますが、もちろん誤りです。

そんなん知るかい!!伝わりゃいいんだよ伝わりゃ…。
さらにこの解説では「愛想もくそも尽き果てる」を誤りとする理由がわからない。
逆に表現としてアリってことにならんか?

まあ僕は「愛想もみそも尽き果てる。」を選んだので関係ないですけどね。

次の文のうち、正しいのはどれでしょう。
(1) 蟻(あり)の這(は)い入(い)るすきもない。
(2) 蟻(あり)の這(は)い出るすきもない。
(3) 蟻(あり)の入(はい)り込むすきもない。
正解は「蟻の這い出るすきもない」で、逃げ出すためのすきまもないほどに警戒が厳重なことをいう。
「這い出る」は、はって出る意。
「這い入る」は、はって入る意。
「入り込む」は、一定の囲いの中に入る意。
警戒する側が取り囲むわけですから、取り囲まれた側が「這い入る」「入り込む」では、意味をなしません。

入るか出るか悩んだんだよなぁ。言われてみりゃ確かに普通は囲むもんなぁ。